マイケルのぱんちらいん
「リスキリング」という言葉を最近よく目にするので、気になって調べてみました。
調べていく中でこの「リスキリング」が必要だと言われている時代に、個人でどのようなことを行うべきかも少し考えてみたので、それらのメモになります。
この記事が役立つ人・リスキリングがどのようなものかを知りたい人・自分の市場価値を上げたいと考えている人
以下、内容になります。
色々調べてみましたが、正確な定義が見つけられませんでした。
ニュアンスとしては、組織で新たなビジネスに着手やピボットなどをした際に、必要になるスキルを身に付けさせることを指すようです。
なぜ、リスキリングが注目されているのか。
その理由として、以下のようなことが挙げられます。 ※間違っているかもしれません。
市場の変化が激しい現代において、市場の変化に対応するためにはDXが必要である。
DX自体は段階があり、デジタルを活用し生産性をアップを狙う初期の段階から、デジタルを活用し新しいビジネスや価値を作り出そうという段階に分けられる。
DXの理想の段階である新しいビジネスや価値を作り出そうとする場合、そもそも現在組織が着手していない新規領域の話になる。
新規領域 = 新しいスキル獲得が必須
特にDX自体はデジタルを使用して新しく価値を生み出す活動になるため、獲得すべき新しいスキルはデジタル領域のスキルである。
それらのスキルを従業員に身につけさせることが、市場競争を勝ち抜くためにも必須。
以上のような理由からリスキリングに取り組むことが重要になる。
すごくざっくりですが、上記のような背景からリスキリングが注目されているようです。
ここで、OJTと何が違うんだ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
違いとして、OJTや部門異動は既存のビジネスで必要な既存のスキルを教えていく形になります。
しかし、リスキリングの場合、そもそも新しいビジネスを生み出していく中での必要なスキル取得になるので、組織に蓄積されていない新しいスキル取得がメインです。
※新しい事業をやる上でこのスキルが必要なので身につけなければという感じ
では、リスキリングすべきスキルはどのようなものなのか?
それは、企業によって異なります。
なぜなら、所属している企業がどのような戦略や事業を構築するのかによってリスキリングすべきスキルが異なるためです。
様々な企業がDXを推進して新しい価値を生み出そうとしている中で、リスキリングが提供されない会社に勤めている場合どうすれば良いのかとふと疑問に思いました。
この状態で、「会社がリスキリングする環境を用意してくれるのを待つ」というのも、少し違うかなと考えています。
なぜなら、そもそも企業がリスキリングする環境を用意してくれるかわからないためです。反対に他の企業の人はリスキリングでスキルを身につけているため、自身の市場価値はどんどん低下しているでしょう。
そのため、個人でも独自でリスキリングした方が良いように思います。
やらないと知らぬ間に時代に取り残されそうだな、と感じています。
独自でリスキリングする方法に関して、どのようなことをするのが正しいかはわかりません。
しかし、手段として、以下のような内容が考えられるのではないかと思います。
・自分の業務周りで他社が行なっているの動きやデジタルツールをウォッチする例えば、営業を行っている人なら他社や他業種の営業組織はどのような組織設計でどのようなツールを活用しているのか、など。
・目標を設定し、その目標達成に必要なスキルを獲得する例えば、エンジニアになる、起業する、などの目標と現状を比べたときに足りない部分を学んでいく
・憧れている人や組織が求めるスキルをベンチマークする自分が憧れている人や組織がどのような能力を求めているのかをチェックするのも一つの手だと思います。
そうすることで、自分が必要となるスキルがわかるかもしれません。
例えば、企業によっては戦略を実現するために今後〇〇の人材を伸ばしていくなど、必要な人材を公開している場合があるので、それらをチェックするなど。
・世の中の動きを常に把握する自分の業務に関係のない領域でも、テクノロジーの進化や、デジタルツールに関しての情報は知っておいた方が良いなと思いました。
加えて、自分が今行っている仕事のやり方も完璧なものではなく、常に改善の余地があるため、仕事の生産性を上げるためにも色々なテクノロジーやデジタルツールの情報を集めて把握しておいた方が良いなと感じています。
以上、リスキリングを調べていうちに感じたことでした。
ここまでご覧頂きありがとうございます。