マイケルのぱんちらいん
情報の収集の仕方を定期的に見直すことがかなり重要になるのでは?と思ったので、その理由を記載していきます。
インターネットの普及や各社の努力もあって、最近のサービスはどんどん便利になっている気がします。
例えばGoogleやNetflix、Amazonなどでは、自分が普段調べている内容や見ている映画の内容、購買している商品の好みに合わせて商品や情報をどんどんレコメンドしてくれます。
レコメンドの精度も高く、レコメンドされたニュースや映画を見たり、商品を購入したりする可能性が高いです。(同じような人もきっとたくさんいるのでは?)
このように自分が好きなものを精度高くレコメンドしてくれることはすごく便利です。
しかし反対に、自分の好きなものをレコメンドしてくれるということは、意識しないと収集する情報は自分の好きなものだけに偏ってしまうのでは?とも感じました。
特に何気なく過ごしていると、人の思考は偏りやすいのではないかなと思っています。
例えば・認知バイアス・レコメンド機能の発達により、ニュースとかが自分好みのもの中心・交友関係が変わらず、居心地の良い友人とだけの付き合い・関わる人が社内の人のみ
恐らくこのような状態だと偏った考えがひたすら強化され続ける仕組みになっています。
なぜなら、ニュースを見ても自分が肯定しているものしか流れないし、友人や知人も自分の意見に対して否定的な人はいない。
その結果、「自分を含めた大多数の人は自分と同じ意見」と思ってしまうからです。
少しの考えの偏りなら良いですが、これが過度になっていくと偏見や差別、そこから暴力に派生するのかな、と思っています。
例えば、本人、またはその人が属している組織としては当たり前のことだった。しかし、世間一般で見るとそれは差別に当たっていた、などです。
また、この状態が続くと思考の幅が狭くなり、結果的に選択肢の数も少なくなるので損してるケースも多そうです。
以上のような理由から、意識的に自分が欲していない情報に触れる機会を作り、自分の思考を拡張していくことが大切なのかなと思っています。
自分が欲しい情報以外のものに触れるためには、普段から行っている自身の情報収集の仕方を定期的に見直し、組み直すことが重要だと感じています。
情報収集の見直しに関しては、例えば以下のようなことが考えられます。
・自分と反対意見を調べる・普段行かない場所に行ってみる・普段行かないコミュニティに参加してみる・情報収集のリソースを変えてみる・ソーシャルメディアのフォローしている人変更してみる
上記のような内容は自然には発生しづらく、意識的に行動を変えないと難しいと思います。
以上、情報の収集の仕方を定期的に見直すことが重要になりそうという内容でした。
ここまでお読み頂きありがとうございます。